津市議会 > 1998-12-01 >
12月01日-01号

  • "漁港整備事業"(/)
ツイート シェア
  1. 津市議会 1998-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成10年 12月 定例会(第4回)      平成10年第4回津市議会定例会会議録(第1号)      平成10年12月1日(火曜日)午前10時5分開会      ----------------------- ◎市長(近藤康雄君) おはようございます。招集に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には何かと御多用の中御参集をいただきまして厚くお礼を申し上げます。 本定例会におきまして御審議をいただきます案件は、専決処分の報告など報告3件、条例の一部改正など議案18件及び各会計の決算認定10件の計31件でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 さて、進めてまいりました津駅前の再開発事業につきましては、いよいよ建設着工の運びとなりました。来る12月5日には起工式をさせていただくことになりました。議員の皆様方には、今まで格別の御支援、御協力をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。これからでございます。 以上、甚だ簡単でございますが、招集に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小林賢司君) 皆さんおはようございます。12月定例会の開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 師走に入りまして、議員の皆さん方には何かと御多用の中御参集を賜りましてありがとうございます。 本定例会において御審議賜ります案件は、31件でございます。また、追加案件も予定されておると聞き及んでおります。いずれも重要な案件ばかりでございます。どうか議員の皆さん方におかれましては、慎重なる御審議を賜りまして、妥当なる結論が得られますようお願いいたしますとともに、議事運営につきましても、今回から質問の持ち時間制を導入いたしましたことも含めまして、格別の御協力をお願い申し上げます。 甚だ簡単でございますが、開会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。     -----------------------          議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 諸般の報告第3 会期の決定第4 提出議案の上程--説明 報告第25号 専決処分の報告について 報告第26号 専決処分の報告について 報告第27号 平成9年度津市継続費精算報告書について 議案第85号 津市職員の給与に関する条例の一部の改正について 議案第86号 津市職員の公務災害見舞金の支給に関する条例の一部の改正について 議案第87号 津市市税条例の一部の改正について 議案第88号 津市都市計画税条例の一部の改正について 議案第89号 津市国民健康保険条例の一部の改正について 議案第90号 津市公共下水道条例の一部の改正について 議案第91号 財産の取得について 議案第92号 財産の購入について 議案第93号 津市指定金融機関の指定について 議案第94号 平成10年度津市一般会計補正予算(第3号) 議案第95号 平成10年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号) 議案第96号 平成10年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第97号 平成10年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第98号 平成10年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第99号 平成10年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第100号 平成10年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議案第101号 平成10年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号) 議案第102号 平成10年度津市水道事業会計補正予算(第1号) 認定第3号 平成9年度津市一般会計歳入歳出決算 認定第4号 平成9年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成9年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 平成9年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 認定第7号 平成9年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算 認定第8号 平成9年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第9号 平成9年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第10号 平成9年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第11号 平成9年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 認定第12号 平成9年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算     -----------------------          会議に出欠席の議員出席議員     1番  川竹大輔君           2番  竹沢陽一君     3番  坪井年明君           4番  梅崎保昭君     5番  西川正澄君           6番  中村一彦君     7番  吉田 修君           8番  前田剛志君     9番  川崎正次君          10番  田村宗博君    11番  小倉昌行君          12番  藤井弘二君    13番  中村 治君          14番  岩本 勝君    15番  安藤之則君          16番  山岡祥郎君    17番  小田新一郎君         18番  中川隆幸君    19番  佐藤岑夫君          20番  西川 実君    21番  小林賢司君          22番  大西禧夫君    23番  佐藤肇子君          24番  橋村清悟君    25番  篠田耕一君          26番  小野欽市君    27番  川瀬利夫君          28番  岡野恵美君    29番  竹田 治君          30番  若林泰弘君    31番  駒田拓一君          32番  森 錦一君    33番  井ノ口昭太郎君        34番  稲守久生君    35番  川合 務君          36番  日野 昭君欠席議員    なし          会議に出席した説明員   市長                         近藤康雄君   助役                         小林利之君   収入役                        松下憲夫君   市長公室         政策課長          竹仲 透君   サイエンスシティ推進部  サイエンスシティ推進部長  野田武義君                事業推進課長        黒宮英二君   財務部          財務部長          平松利幸君                財務部調整監        伊藤和佳君                財政課長          野崎精一君   市民生活部        市民生活部長        岡部高樹君                市民交流課長        田中恭一君   環境部          環境部長          家城隆一君                環境管理課長        佐藤良克君   福祉保健部        福祉保健部長        稲垣武年君                福祉課長          野田俊和君   同和対策室        同和対策室長        澤田信之君   産業労働部        産業労働部長        村田佳美君                商工労政課長        大市正志君   競艇事業部        競艇事業部長        宇田川和風君                競艇管理課長        大西一治君   都市計画部        都市計画部長        小河俊昭君                管理港湾課長        前野龍次君   建設部          建設部長          山口泰生君                道路課長          渡辺三郎君   下水道部         下水道部長         川上政洋君                下水道管理課長       谷中 憲君   検査室          検査室長          片岡次夫君   消防本部         消防長           水谷 衛君                消防次長          長井伸次君   収入役室         副収入役兼収入役室長    岡山彰一君   三重短期大学       三重短期大学学長      雨宮照雄君                三重短期大学事務局長    青木 淳君   水道局          水道局次長                              西口清二君                兼水道総務課長   教育委員会        教育委員長         鈴木秀昭君                教育長           荒木 務君                教育次長          森 恒利君                教育調整監                              米澤和郎君                兼教育総務課長   監査委員                       鈴木 有君                監査監兼監査事務局長    松浦隆之君          職務のため出席した事務局職員 局長       中山邦彦君        次長       佐藤捷三君 議事課長     中村研二君        調査課長     中川和則君 主事       濱田耕二君     ----------------------- ○議長(小林賢司君) ただいまから平成10年第4回津市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員につきましては、会議規則の定めにより、3番坪井年明君、23番佐藤肇子さんを御指名いたします。 日程第2、諸般の報告を行います。 今期定例会議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承をお願いいたします。 次に、監査当局からお手元に配付いたしましたとおり監査報告がなされておりますので、ごらんおき願います。 続いて日程第3、会期についてお諮りいたします。今期定例会の会期を本日から12月22日までの22日間と定めたいと存じます。御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林賢司君) 御異議なきものと認め、本日から12月22日までの22日間と定めます。 日程第4、当局から提出の報告第25号から第27号までと議案第85号から第102号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供したいと存じます。御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小林賢司君) 御異議なきものと認め、報告第25号から第27号までと議案第85号から第102号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供します。 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。     ----------------------- 報告第25号 専決処分の報告について 報告第26号 専決処分の報告について 報告第27号 平成9年度津市継続費精算報告書について 議案第85号 津市職員の給与に関する条例の一部の改正について 議案第86号 津市職員の公務災害見舞金の支給に関する条例の一部の改正について 議案第87号 津市市税条例の一部の改正について 議案第88号 津市都市計画税条例の一部の改正について 議案第89号 津市国民健康保険条例の一部の改正について 議案第90号 津市公共下水道条例の一部の改正について 議案第91号 財産の取得について 議案第92号 財産の購入について 議案第93号 津市指定金融機関の指定について 議案第94号 平成10年度津市一般会計補正予算(第3号) 議案第95号 平成10年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号) 議案第96号 平成10年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第97号 平成10年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第98号 平成10年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第99号 平成10年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第100号 平成10年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議案第101号 平成10年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号) 議案第102号 平成10年度津市水道事業会計補正予算(第1号) 認定第3号 平成9年度津市一般会計歳入歳出決算 認定第4号 平成9年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成9年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 平成9年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 認定第7号 平成9年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算 認定第8号 平成9年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第9号 平成9年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第10号 平成9年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第11号 平成9年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 認定第12号 平成9年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算     ----------------------- ○議長(小林賢司君) 引き続き市長から上程議案に対する説明を求めます。          〔市長 近藤康雄君 登壇〕 ◎市長(近藤康雄君) ただいま上程になりました報告第25号から第27号及び議案第85号から第102号まで並びに認定第3号から第12号までを一括御説明申し上げます。 報告第25号専決処分の報告につきましては、平成9・10年度横川排水機場下部土木築造工事におきまして、残土処分先が決定したことに伴う処分費、また次期工事までの安全対策上の仮囲い設置費等の増工のため、契約金額を129万8,886円増額し、1億7,810万8,628円に変更したものであります。 報告第26号専決処分の報告につきましては、交通事故による損害賠償の額の決定であります。 事故の概要及び損害賠償の内容について申し上げますと、去る6月2日午前11時ごろ、雲出島貫町地内において、環境事業課職員ごみ収集業務のため収集車を運転し、次の集積所へ向かおうと発進させたとき、同乗の収集作業員が閉めようとした左ドアから転落しそうになったため停車させたところ、その反動でドアが当該作業員の左胸に当たり負傷したもので、当該作業員の治療費、休業補償費及び慰謝料等として、15万2,060円を損害賠償の額と決定したものであります。 報告第27号平成9年度津市継続費精算報告書につきましては、継続事業として平成8年度、9年度の両年度にわたり施工してまいりました上弁財団地1号館の建設が完了いたしておりますので、精算について御報告申し上げるものであります。 議案第85号津市職員の給与に関する条例の一部の改正につきましては、国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、これに準じ所要の改正を行うものであります。 主な改正の内容を申し上げますと、給料につきましては、全給料表にわたって改正するもので、行政職給料表で平均0.71%、教育職給料表(一)で平均0.68%、教育職給料表(二)で平均0.87%それぞれ引き上げるものであります。 また、扶養手当につきましては、満16歳の年度初めから満22歳の年度末までの子に係る加算額を4,000円から5,000円に引き上げるほか、単身赴任手当宿日直手当についても、国に準じそれぞれ引き上げようとするもので、宿日直手当につきましては、平成11年1月1日から施行、その他については公布の日から施行し、平成10年4月1日から適用しようとするものであります。 議案第86号津市職員の公務災害見舞金の支給に関する条例の一部の改正につきましては、他の地方公共団体における状況及び自動車損害賠償責任保険保険金額等を勘案し改定するもので、死亡見舞金の支給金額につきまして、現行2,000万円を3,000万円に、障害見舞金の支給金額につきましては、障害の等級に応じ、現行1,500万円から50万円までの範囲内を3,000万円から80万円までの範囲内に改定し、また自動車損害賠償保障法が適用される場合について、議案記載のとおり新たに規定するもので、公布の日から施行し、平成10年4月1日以後に発生した事故に係るものについて適用しようとするものであります。 議案第87号津市市税条例の一部の改正につきましては、地方税法の一部改正に伴い、市民税の法人等の均等割に係る改正を行うものでありますが、特定非営利活動促進法第2条第2項に規定する法人を公益法人等に加え、均等割のみ課税される当該法人は、資本金等で区分し、均等割を課する法人から除外しようとするものであります。 また、平成10年に用途変更等のあった宅地等に係る平成11年度分の固定資産税について、当該年度の課税標準額の計算の基礎となる平成10年度課税標準額を改正後の地方税法の規定にかかわらず、従前の方法により計算したものとしようとするもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第88号津市都市計画税条例の一部の改正につきましては、平成10年に用途変更等のあった宅地等に係る都市計画税につきましても、議案第87号で御説明いたしました固定資産税の取り扱いと同様に行おうとするもので、公布の日から施行しようとするものであります。 議案第89号津市国民健康保険条例の一部の改正につきましては、国民健康保険法等の一部を改正する法律が公布、施行されたことに伴い改正するもので、保険料の賦課総額から事務の執行に要する費用及び事務費負担金を除外し、また退職被保険者等に係る老人保健医療費拠出金の2分の1相当額を当該退職者被用者保険が負担することから、当該2分の1相当額も除外しようとするもので、公布の日から施行し、平成11年度以降の保険料から適用しようとするものであります。 議案第90号津市公共下水道条例の一部の改正につきましては、国の規制緩和推進計画による指導により所要の改正を行うものであります。 主な改正の内容を申し上げますと、排水設備の工事を行うことができる者について、現行、「資産、信用、及び技能を有する者として指定した業者」を「技能を有する者が専属する業者として指定したもの」として広域指定し、また責任技術者の試験及び登録について三重県下水道公社で行うことにより責任技術者試験手数料等を廃止するなど、三重県内において標準化しようとするほか、条文の整備を行うものであります。 施行期日につきましては、平成11年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第91号財産の取得につきましては、市街地再開発事業で建築されます建物の本体棟4階、5階及び駐車場棟1階の一部で権利変換による権利床を除く部分とこれらの建物に相応する土地を取得しようとするもので、津駅前北部A-1地区市街地再開発組合から20億5万3,871円で取得しようとするものであります。 議案第92号財産の購入につきましては、ごみ収集車4台の購入で、去る11月10日条件付一般競争入札を行い、三重いすゞ自動車株式会社から2,653万5,600円で購入しようとするものであります。 議案第93号津市指定金融機関の指定につきましては、平成11年3月31日で指定期間が満了となりますことから、引き続き株式会社百五銀行を地方自治法施行令第168条第2項の規定により津市指定金融機関に指定しようとするものであります。 議案第94号平成10年度津市一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算繰越明許費債務負担行為及び地方債について補正しようとするものであります。 まず、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ17億1,387万2,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、522億6,127万6,00円となるもので、補正の内容としましては、職員の給与改定等に伴う人件費の調整、また去る11月16日に発表されました国の緊急経済対策に対応しようとするものであります。 引き続き歳出から款の順序に従いまして、人件費調整以外の主なものにつきまして御説明申し上げます。 第2款総務費につきましては、2億6,312万9,000円の計上で、臨時職員賃金及び過年度市税還付金等が主なものであります。 第3款民生費は、2億1,879万4,000円の計上で、心身障害者医療費助成及び入所児童数増による保育所運営経費等であります。 第4款衛生費は、1,937万7,000円の計上で、ごみ収集車両の交通事故に係る賠償金等であります。 第6款農林水産業費は、3億1,312万5,000円で、中勢用水事業負担金及び国の経済対策による白塚漁港整備事業費等の計上、第7款商工費は、地方バス路線維持費補助金及び駐車場事業会計貸付金等で、2,698万4,000円の計上であります。 第8款土木費は、7億3,807万9,000円の計上で、国の経済対策の追加計上が主なもので、五六川河川改修、津駅見当山線街路改良白塚新町都市下水路築造中勢グリーンパーク整備の各事業費などであります。 第10款教育費は、1億2,643万3,000円の計上で、小中学校耐震補強工事費等が主なものであります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 第9款地方交付税は、普通交付税で5億1,157万7,000円の計上、第11款分担金及び負担金は、保育所入所負担金等で3,513万7,000円の計上、第13款国庫支出金は、3億4,729万7,000円の計上で、保育所運営費負担金白塚新町都市下水路築造事業など都市計画費補助金及び小中学校耐震補強事業費補助金等であります。 第14款県支出金は、5,582万4,000円の計上で、保育所運営費負担金及び県知事選挙など選挙費委託金等であります。 第18款繰越金は、前年度繰越金で2億7,818万2,000円の計上、第19款諸収入は、1億1,665万5,000円の計上で、中勢用水事業に係る積立金取崩金、計画償還助成金及び交通事故損害賠償保険金等であります。 第20款市債は、3億6,920万円の計上で、都市下水路整備など都市計画事業債が主なものであります。 次に、繰越明許費の補正は、五六川河川改修、津駅見当山線街路改良白塚新町都市下水路築造中勢グリーンパーク整備の4事業について、国の経済対策の追加補正により年度内完成が見込めないこと、また小中学校耐震補強等工事については、授業の関係から工事施工期間の調整により、翌年度に繰り越ししようとするものであります。 債務負担行為の補正は、県知事選挙等ポスター掲示場設置等委託西部清掃工場用地造成等工事及び排水施設整備事業について、期間及び限度額を定めようとするものであります。 地方債の補正は、漁港整備事業のほか5件について、起債の限度額を変更しようとするものであります。 議案第95号から議案第102号の各会計補正予算のうち、議案第95号平成10年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)、議案第96号平成10年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第98号平成10年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第100号平成10年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の4特別会計補正予算につきましては、いずれも歳出で、職員の給与改定等に伴う人件費の調整、歳入では前年度繰越金あるいは一般会計繰入金の増減調整等を計上し、収支の均衡を図るものであります。 次に、議案第97号平成10年度津市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算繰越明許費及び地方債について補正しようとするもので、歳入歳出それぞれ12億9,329万3,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、114億7,875万5,000円となるものであります。 補正の内容といたしましては、国の緊急経済対策に対応しようとするもののほか、給与改定等に伴う人件費調整、上下水道料金賦課徴収業務の一元化に伴う負担金であります。 繰越明許費の追加、変更につきましては、国の経済対策の追加補正により、翌年度に繰り越し執行しようとするものであります。 地方債の補正は、公共下水道事業債について、限度額を変更しようとするものであります。 議案第99号平成10年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ2,580万3,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、130億1,741万円となるもので、補正の内容としましては、給与改定等に伴う人件費調整及び過年度国県支出金返還金であります。 議案第101号平成10年度津市駐車場事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的支出におきまして1万9,000円の増額で、1億4,221万4,000円となるものであります。 補正の内容といたしましては、職員の給与改定等に伴う人件費調整であります。 なお、営業運転資金に充てるため、一般会計から長期借入金2,000万円の借り入れを行います。 議案第102号津市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収支におきまして、収入では、1,354万5,000円となるものでありまして、補正後の予算額は、48億3,311万6,000円となるものであります。 補正の内容といたしましては、営業外収益の雑収益で、1,354万5,000円の増となるもので、上下水道料金賦課徴収業務の一元化に伴う電算システム修正に係る費用で、下水道事業特別会計からの負担によるものであります。 支出では、2,476万6,000円の増額で、補正後の予算額は、51億1,608万5,000円となるものであります。 補正の内容といたしましては、営業費用で2,476万6,000円の増となるもので、職員の給与改定等に伴う人件費調整による増、業務費委託料の増によるものであります。 次に、資本的支出におきまして、78万5,000円の増額で、補正後の予算額は、22億9,091万7,000円となるもので、職員の給与改定等に伴う人件費の調整による増であります。 認定第3号平成9年度津市一般会計歳入歳出決算は、歳入合計499億3,426万1,697円、歳出合計479億6,220万9,156円で、差し引き19億7,205万2,541円の翌年度繰り越しとなりますが、逆川河川改修事業の継続費逓次繰越額及び地域連携確立農業構造改善事業・大里睦合山室町線道路改良事業を初めとする繰越明許費繰越額に充当する財源2億7,341万6,000円を含んでおりますので、実質収支額は、16億9,863万6,541円であります。 まず、歳入決算について主なものを款の順序に従い御説明申し上げます。 第1款市税は、270億5,051万4,000円の予算に対し、274億5,030万6,799円の収入で、3億9,979万2,799円の増となっており、主に個人市民税及び法人市民税が最終実績で見込みを上回ったことによるものであります。 第2款地方譲与税は、7億9,310万5,000円の予算に対し、7億9,439万2,074円の収入で、128万7,074円の増、第3款利子割交付金は、2億8,300万円の予算に対し、2億9,725万3,000円の収入で、1,425万3,000円の増、第4款地方消費税交付金は、4億4,000万円の予算に対し、4億3,982万8,000円の収入で、17万2,000円の減、次に第7款自動車取得税交付金は、4億3,080万円の予算に対し、4億5,682万8,000円の収入で、2,602万8,000円の増、また第9款地方交付税は、予算、収入とも10億2,557万5,000円、第11款分担金及び負担金は、16億2,475万9,000円の予算に対し、16億5,405万1,668円の収入で、2,929万2,668円の増となっており、収入の主なものは、社会福祉費負担金の老人ホーム入所負担金、児童福祉費負担金の保育所入所負担金及び消防費負担金の河芸町ほか4箇町村消防事務受託負担金であります。 第12款使用料及び手数料は、9億7,761万2,000円の予算に対し、10億1,270万5,101円の収入で、5,509万3,101円の増となっており、収入の主なものは、使用料では、住宅使用料及び短期大学授業料、手数料では戸籍住民基本台帳手数料と短期大学手数料であります。 第13款国庫支出金は、52億2,741万8,000円の予算に対し、49億6,976万3,762円の収入で、2億5,765万4,238円の収入減は、津駅見当山線街路改良事業などの繰越明許費に係る補助金等であります。 収入の主なものは、生活保護費負担金等の国庫負担金と、大里睦合山室町線等の道路改良事業、新町をはじめとする都市下水路築造事業などに係る国庫補助金であります。 第14款県支出金は、21億496万4,000円の予算に対し、19億1,235万9,374円の収入で、1億9,260万4,626円の収入減は、地域連携確立農業構造改善事業などの繰越明許費に係る補助金等であります。 収入の主なものは、保育所及び児童福祉会館措置費等の県負担金、心身障害者医療費助成事業等の県補助金及び県税徴収等の委託金であります。 第15款財産収入は、1億4,443万9,000円の予算に対し、1億6,018万751円の収入で、1,574万1,751円の増となっており、収入の主なものは、各種基金利子等であります。 第16款寄附金は、1億3,591万7,000円の予算に対し、1億4,143万2,245円の収入で、551万5,245円の増となっており、収入の主なものは、団地開発に伴う寄附金等であります。第17款繰入金は、6億5,613万5,000円の予算に対し、6億5,595万3,736円の収入で、18万1,264円の減となっており、収入の主なものは、財政調整基金等であります。 第18款繰越金は、前年度からの繰越金で、繰越明許費繰越充当財源等を含めまして、17億8,636万6,667円の収入であります。 第19款諸収入は、32億7,978万9,000円の予算に対し、33億5,316万5,351円の収入で、7,337万6,351円の増となっており、収入の主なものは、モーターボート競走事業特別会計からの繰入金19億円のほか、土地開発公社貸付金元利収入、中小企業等資金融資貸付金元利収入等であります。 第20款市債は、39億5,040万円の予算に対し、37億2,470万円の収入で、2億2,570万円の減は、大里睦合山室町線道路改良事業及び五六川河川改修事業などの繰越明許費に係る事業債であります。 収入の主なものは、道路整備事業債、都市下水路整備事業債及び臨時税収補てん債等であります。 引き続き歳出決算について申し上げます。 第1款議会費は、5億3,915万3,000円の予算に対し、5億2,569万9,280円の支出で、1,345万3,720円の不用額であります。 支出の主なものは、議員報酬及び職員の人件費と議会運営諸経費であります。 第2款総務費は、67億2,706万5,000円の予算に対し、64億1,537万1,513円の支出で、3億1,169万3,487円の不用額となっており、一般管理費の職員手当等及び財産管理費及び賦課徴収費等に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、退職手当を含む職員の人件費のほか、退職手当基金積立金、汎用コンピューター関係機器等借上料、津西会館建築工事費等であります。 第3款民生費は、111億6,577万8,000円の予算に対し、108億5,042万1,401円の支出で、3億1,535万6,599円の不用額となっており、社会福祉費等の扶助費のほか、各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、社会福祉事業団施設運営事業委託料、特別養護老人ホーム措置費、民間保育所への措置委託料、生活保護費を初めとする各種扶助費等であります。 第4款衛生費は、46億8,728万9,000円の予算に対し、45億2,124万7,967円の支出でありますが、ごみ処理施設建設に係る環境影響調査委託に係る繰越明許費繰越額を差し引きますと、1億6,304万1,033円の不用額で、予防費及びし尿処理費の委託料などに不用が生じたものであります。 支出の主なものは、がん検診等の予防費関係委託料、津地区広域圏粗大ごみ処理施設組合、津市ほか4箇町村衛生施設利用組合等負担金、ごみ収集及びごみ・し尿処理経費のほか、老人保健医療事業特別会計繰出金であります。 第5款労働費は、2億6,313万6,000円の予算に対し、2億5,795万2,096円の支出で、518万3,904円の不用額であります。 支出の主なものは、中勢地域中小企業勤労者福祉サービスセンター運営補助金であります。 第6款農林水産業費は、13億5,491万4,000円の予算に対し、11億635万7,243円の支出でありますが、地域連携確立農業構造改善事業に係る繰越明許費繰越額を差し引きますと、4,244万4,757円の不用額となっており、農地費の委託料や工事請負費及び補助金などに不用が生じたものであります。 支出の主なものは、中勢用水事業負担金及び白塚漁港整備工事費等であります。 第7款商工費は、7億609万3,000円の予算に対し、6億8,605万5,410円の支出で、2,003万7,590円の不用額は、商工業振興費の補助金などに不用が生じたものであります。 支出の主なものは、津市センターパレスホール管理委託料、三重産業振興センター償還負担金等であります。 第8款土木費は、114億4,012万3,734円の予算に対し、106億3,838万3,450円の支出でありますが、大里睦合山室町線道路改良事業、津駅見当山線などの街路改良事業及び五六川河川改修事業、港湾整備調査委託に係る繰越明許費繰越額、逆川河川改修事業継続費逓次繰越額等を差し引きますと、1億8,514万1,284円の不用額となっており、道路橋梁費、河川費及び都市計画費等各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、道路維持工事費、道路新設改良事業費、五六川河川改修事業費、排水路改良工事費等の排水対策事業費、街路改良事業費、都市下水路築造事業費、公園管理経費及び住宅関係経費のほか、下水道事業、土地区画整理事業等の特別会計繰出金と、県施行に係る道路、河川などの各種県営事業負担金等であります。 第9款消防費は、21億6,403万3,000円の予算に対し、21億3,767万3,698円の支出で、2,635万9,302円の不用額であります。 支出の主なものは、職員の人件費のほか耐震性防火水槽設置工事費、小型給水車購入費等であります。 第10款教育費は、57億4,875万6,000円の予算に対し、56億4,262万6,543円の支出で、1億612万9,457円の不用額は、各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、橋南中学校校舎大規模改造工事等の義務教育施設整備事業費、私立幼稚園就園奨励費補助金、津市社会教育振興会補助金、文化施設等駐車場用地購入費及び運動施設管理運営費と短期大学経費などであります。 第11款公債費は、46億1,464万4,000円の予算に対し、46億143万4,498円の支出で、1,320万9,502円の不用額であります。 支出の主なものは、普通債、災害復旧債等の元利償還金であります。 第12款諸支出金は、5億6,450万円の予算に対し、5億6,450万円の支出は、土地開発公社及び職員共済組合に対する貸付金であります。 第13款予備費は、3,000万円の予算で、全額不執行であります。 第14款災害復旧費は、1,448万7,000円の予算に対し、1,448万6,057円の支出は、白塚漁港災害復旧工事費などであります。 認定第4号平成9年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計529億3,694万8,689円、歳出合計527億6,666万5,091円で、差し引き1億7,028万3,598円を翌年度へ繰り越しております。 事業の概要を申し上げますと、本年度の開催日数は、久居市ほか6箇町村競艇事業組合の開催分24日を含めて180日で、1日平均の売上額は、2億3,327万6,117円で、前年度と比較して、2,004万5,912円、7.9%の減、また1日平均の利用者数は8,110人で、前年度と比較して81人、1.0%の増となっております。 次に、決算の内容について申し上げますと、歳入は、勝舟投票券発売収入が主なもので、歳出では、勝舟投票券払戻金、久居市ほか6箇町村競艇事業組合配分金、臨時従事員賃金、選手賞金等の報償費、常滑市ほかへの繰出金など開催に関連する諸経費、財政調整基金積立金及び一般会計への繰出金が主なものであります。 認定第5号平成9年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計4,364万5,995円、歳出合計4,350万1,973円で、差し引き14万4,022円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、事業収入、一般会計からの繰入金等で、歳出は、人件費等のと畜場運営経費及び公債費の元利償還金が主なものであります。 認定第6号平成9年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計88億9,006万8,716円、歳出合計86億2,783万4,671円で、差し引き2億6,223万4,045円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、国民健康保険料のほか、療養給付費等に対する国庫支出金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金並びに一般会計からの繰入金が主なものであります。 歳出では、療養諸費、高額療養費等の保険給付費、老人保健拠出金が主なものであります。 認定第7号平成9年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計83億3,413万4,784円、歳出合計82億5,965万6,676円で、差し引き7,447万8,108円を翌年度繰り越しとなりますが、繰越明許費繰越額の流域関連公共下水道事業などに充当する財源4,860万385円を含んでおりますので、実質収支額は、2,587万7,723円であります。 歳入は、下水道使用料のほか、国庫支出金、一般会計からの繰入金、市債等で、歳出は、県施行に係る中勢沿岸流域下水道事業負担金、神納新町汚水幹線及び船頭ポンプ場築造工事等の建設事業費、中央浄化センター等施設の維持管理経費、公債費の元利償還金及び人件費が主なものであります。 認定第8号平成9年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計1億8,842万1,966円、歳出合計1億7,704万3,330円で、差し引き1,137万8,636円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、貸付金元利収入、基金繰入金等で、歳出は、住宅新築資金等貸付金1件及び公債費の元利償還金が主なものであります。 認定第9号平成9年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計3,614万2,617円、歳出合計570万7,246円で、差し引き3,043万5,371円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、貸付金元利収入及び前年度繰越金で、歳出は、福祉資金貸付金5件が主なものであります。 なお、不用額は、主に予備費の不執行によるものであります。 認定第10号平成9年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入歳出とも2,100万円であります。 歳入は、貸付金元利収入及び一般会計からの繰入金で、歳出は、奨学金貸付金36件であります。 認定第11号平成9年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計3億7,291万1,631円、歳出合計3億7,089万6,326円で、差し引き201万5,305円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、国庫支出金及び一般会計からの繰入金等で、歳出は、津駅前北部土地区画整理事業に伴う土地購入費、津駅前第二土地区画整理事業清算交付金のほか、公債費の元利償還金及び人件費が主なものであります。 認定第12号平成9年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計121億996万927円、歳出合計120億6,539万6,385円で、差し引き4,456万4,542円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、支払基金交付金、国及び県支出金、一般会計からの繰入金等で、歳出は、各医療給付費及び医療費並びに審査支払手数料が主なものであります。 以上で上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小林賢司君) 以上で説明は終わりました。 本日はこれにて会議をとどめます。 明2日から8日までは、議案精読のため会議を開かないことにいたします。 12月9日の日程は、上程議案に対する質疑と市政一般質問であります。 本日はこれをもって散会いたします。   午前10時55分 散会...